他国の「民族自決」に刺激
ニューカレドニアはどこへ行くのか・・・。
それは島民ばかりでなく、太平洋に残った他の植民地の住民にとっても大きな関心事でした。
タヒチ、ワリスなど、ニューカレドニアの動き次第では独立を求める声が出る情勢のところもありました。
インドネシア領のイリアンジャヤ(東ニューギニア)、マレーシア領のサバ州(ボルネオ北部)などの所属する国から分離独立をめざす動きにも刺激を与えることでしょう。
太平洋圏では、「民族自決」を求める声はまだまだ現実のものでした。
ニューカレドニアは大きな流れの通過点にすぎません。
独立をめざす大きなうねりは、鉱物資源、木材、漁業、観光などで強い結びつきのある日本にとっても、決して無関心ではいられないことです。
